『殺戮の天使』レビュー|廃ビルを舞台に少女と殺人鬼が結ぶ奇妙な契約の物語
旧作・名作レビュー ・ 殺戮の天使

『殺戮の天使』レビュー|廃ビルを舞台に少女と殺人鬼が結ぶ奇妙な契約の物語

2018年 ・ 全12話 ・ J.C.STAFF

更新: 2026-06-20

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作品情報

殺戮の天使

📅 放送時期
2018年夏
📺 話数
12
🎬 形式
TV
⏱ 1話
24
📡 放送状況
完結
📖 原作
ゲーム
🏢 制作会社
J.C.STAFF
🎭 ジャンル
アクション冒険ホラー心理スリラー

テーマ・タグ

#アンチヒーロー#女性主人公#暗殺者#10代主体#哲学#グロテスク#神話

作品データ・キャスト

主要キャスト

レイチェル・ガードナーメイン

レイチェル・ガードナー

CV: 千菅春香

アイザック・フォスターメイン

アイザック・フォスター

CV: 岡本信彦

ダニエル・ディケンズサブ

ダニエル・ディケンズ

CV: 櫻井孝宏

エドワード・メイソンサブ

エドワード・メイソン

CV: 藤原夏海

キャサリン・ワードサブ

キャサリン・ワード

CV: 伊瀬茉莉也

エイブラハム・グレイサブ

エイブラハム・グレイ

CV: 大塚芳忠

若い女(CV: 濱口綾乃

スタッフ

原作
真田まこと
シリーズ構成
藤岡美暢
キャラクターデザイン
松元美季
音響監督
岩浪美和

作品データ

原作
ゲーム
放送時期
2018年夏

シリーズ放送順(年表)

本作とつながる続編・前作・劇場版を放送順に並べています。

気がつけば廃ビルの地下に閉じ込められていた13歳の少女・レイチェル・ガードナー。 記憶もなく、出口もわからない建物を彷徨う彼女が出会ったのは、 鎌を手に持ち全身を包帯で覆った殺人鬼・アイザック・フォスターだった―― 『殺戮の天使』は、真田まこと氏制作のホラーゲームをJ.C.STAFFがアニメ化した 2018年夏放映の心理ホラーサスペンスです。 奇妙な契約で結ばれた二人が廃ビルからの脱出を目指す全12話です。

あらすじ(ネタバレなし)

廃ビルのB1から屋上までの各フロアには、それぞれの「番人」が存在しています。 死を望むレイチェルは、自分を殺すことができる存在としてザックを選び、 「屋上に連れて行ってくれたら殺してあげる」という約束を交わします。 上のフロアへと進むにつれ、二人は番人たちの脅威に晒されながら、 互いの過去と内面の闇に触れていくことになります。

この作品の魅力

「殺してあげる」という契約から生まれる特異な絆

本作の核心は、殺意を出発点にして始まるレイチェルとザックの関係の変化にあります。 恋愛でも友情でもない不思議な感情的結びつきが、危機的な状況を通じて育まれていく様子は、 多くの視聴者が「刺さった」と表現する本作最大の魅力です。 最後まで二人の関係の行方が気になる牽引力を持っています。

フロアごとに異なる「番人」が生む緊張感

廃ビルの各フロアに個性的な番人が待ち構える構成は、 ゲーム的な進行感をアニメでも再現しています。 精神科医のダニエル、謎めいたエドワードなど、 それぞれが独自のルールと狂気を持ち、レイチェルとザックに対して異なる脅威をもたらします。

静かな恐怖を生む閉塞感の演出

派手なアクションよりも、廃ビルという閉じた空間の不気味さと キャラクターの心理状態を映し出す演出が本作の特色です。 過去の記憶が断片的に明らかになる構造も、視聴者の好奇心を持続させる工夫として機能しています。

こんな人におすすめ

  • ホラーゲーム原作のアニメを楽しみたい方
  • 少女×殺人鬼のバディ関係という独自の化学反応に興味がある方
  • 派手さよりも心理的な緊張感のあるサスペンスを好む方
  • 原作ゲームへの入口として視聴したい方

まとめ

『殺戮の天使』は、「死」を媒介にして生まれる奇妙な絆の物語として、 ホラーゲーム原作アニメの中でも独自のポジションを確立した作品です。 レイチェルとザックの関係性に一度引き込まれれば、 廃ビルからの脱出劇は単なるホラーを超えた感情的な旅に変わります。 心理サスペンスとバディものが好きな方に、自信を持っておすすめできる12話です。

殺戮の天使 バナー

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予告編(PV)

編集部の感想

編集部が見た評判の傾向

レイチェルとザックの関係性に強い共感・感情移入をした視聴者からの支持が特に高く、「二人の絆の描き方が刺さった」というコメントが多い作品。

✦ 高く評価されている点

  • 千菅春香演じるレイチェルの無表情と内面の葛藤のギャップが絶妙と評価
  • 岡本信彦演じるザックの粗暴さの裏に滲む不器用な誠実さが魅力的
  • 廃ビルの各フロアごとに異なる「番人」が登場する設計が飽きさせない
  • 二人の関係がどこに向かうのかという先が読めない緊張感が最後まで続く
  • ゲームの雰囲気をアニメでも保ちながら映像化した点が評価されている

⚖ 賛否が分かれる点

  • ±全12話のペース配分が原作ゲームの尺に引きずられてやや間延びに感じる回がある
  • ±作画の安定感にやや波があり、クオリティのばらつきを指摘する声もある

◎ こんな人に刺さる

ホラーゲーム原作のアニメが好きな方、少女×殺人鬼というバディ関係の化学反応を楽しみたい方、心理的な恐怖・静かな緊張感のあるサスペンスを好む方

※公開されている情報や評判の傾向をもとに編集部がまとめた見解です。

編集部スコア

公式情報・各種評価をふまえた編集部の総合スコア

ホラー・緊張感
4/5
二人の絆の描写
4/5
心理描写の深さ
3/5
ゲーム原作の再現度
3/5
作画クオリティ
3/5
3.4総合 / 5

どこで見れる?

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よくある質問

Q

ゲームを知らなくても楽しめますか?

A

ゲーム未プレイでも楽しめる構成です。アニメ単体でレイチェルとザックの関係が描かれており、ゲームの基本ストーリーをほぼカバーしています。ゲームをプレイしてからアニメを見る逆の楽しみ方も支持されています。

Q

ホラー描写はどの程度激しいですか?

A

血や暴力描写は含まれますが、過度なグロテスク表現は抑えられています。心理的な恐怖や不安感の描写が中心で、グロが苦手でも比較的視聴しやすいという意見が多いです。

Q

レイチェルとザックの関係はどう描かれますか?

A

「殺してあげる」という奇妙な約束で繋がった二人が、脱出を目指す中でお互いを必要とする関係へと変化していきます。恋愛とは異なる「魂の繋がり」とも評されるバディものとして高い評価を受けています。

Q

アニメはゲームのストーリーを全部カバーしていますか?

A

アニメ版はゲームのメインシナリオをおおむねカバーしています。ただし細部の心理描写や各フロアの謎解き要素はゲームの方が詳細です。アニメを見た後にゲームに手を伸ばすファンも多くいます。

Q

原作ゲームはどこで遊べますか?

A

真田まこと氏が開発したフリーホラーゲームとして公開された後、Steam版やコンシューマー移植版が展開されました。ニンテンドースイッチ版なども発売されており、アニメをきっかけに多くのプレイヤーが原作に触れています。

#ホラー#心理サスペンス#ゲーム原作#アドベンチャー#バディもの

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