
『真・侍伝 YAIBA』レビュー|30年越しに甦る、剣士の魂と新時代の作画
2025年 ・ 全24話 ・ WIT STUDIO
更新: 2026-09-20
作品情報
真・侍伝 YAIBA
- 📅 放送時期
- 2025年春
- 📺 話数
- 24話
- 🎬 形式
- TV
- ⏱ 1話
- 約24分
- 📡 放送状況
- 完結
- 📖 原作
- 漫画
- 🏢 制作会社
- WIT STUDIO
- 🎭 ジャンル
- アクション冒険コメディファンタジー
テーマ・タグ
公式サイト・SNS
作品データ・キャスト
主要キャスト
作品データ
- 原作
- 漫画
- 放送時期
- 2025年春
シリーズ放送順(年表)
本作とつながる続編・前作・劇場版を放送順に並べています。
- 1
別版剣勇伝説YAIBA
1993年春
全52話
- 2
第1期真・侍伝 YAIBA
2025年春
全24話
- 3
第2期真•侍伝 YAIBA 第二期
2027年冬
ページを見る → - 4
OVA剣勇伝説YAIBA 未公開パイロット
全1話
『真・侍伝 YAIBA』は、『名探偵コナン』の作者として知られる青山剛昌が1988年から1993年にかけて『週刊少年サンデー』で連載した漫画『YAIBA』を、最新作画でリメイクしたTVアニメです。 ジャングルで父・鉄剣十郎と修行を積んできた少年・鉄刃は、日本へ帰国したことをきっかけに、同じ侍魂を持つライバル・鬼丸猛と出会います。 伝説の刀「風神剣」「雷神剣」をめぐる冒険が動き出す中、鉄刃と鬼丸の真剣勝負がシリーズ全体を貫く軸になっていきます。 1993年に一度アニメ化された作品を、令和の作画とキャストで甦らせたのが本作の物語です。
あらすじ(ネタバレなし)
父・鉄剣十郎とジャングルで暮らしていた鉄刃は、ひょんなことから日本に戻り、峰さやかの家に居候することになります。 剣道場の跡取りである鬼丸猛と出会った鉄刃は、互いに侍としての魂を認め合いながらも、真剣勝負を重ねるライバル関係を築いていきます。 そんな折、鬼丸が伝説の魔剣を手にしたことをきっかけに、鉄刃たちは壮大な冒険へと巻き込まれていきます。 カゲトラや宮本武蔵といった個性的な人物たちも絡み、物語は次第にスケールを広げていきます。
なぜここまで多くの人に刺さるのか
「37年前の名作」を最新作画で甦らせた構成の妙
本作は1993年に一度アニメ化された作品のリメイクであり、原作を知る世代には懐かしさを、初めて触れる世代には新鮮なアクション漫画としての魅力を、同時に届ける構成になっています。 WIT STUDIO制作による作画は放送直後からSNSで大きな話題を呼び、「劇場版クオリティ」と評されるほどの完成度を誇ります。 古典的な題材を現代の映像技術で描き直すという挑戦そのものが、本作の大きな魅力になっています。
鉄刃と鬼丸猛、宿命のライバル関係が生む熱さ
主人公・鉄刃と、細谷佳正演じるライバル・鬼丸猛の関係は、単なる敵対ではなく互いを高め合う侍同士の絆として描かれています。 二人が真剣を交える場面には、勝敗以上に「己を磨く」という少年漫画的な熱量が込められており、この対比構造が物語全体を牽引しています。 小西克幸演じる鉄剣十郎や、千葉一伸演じるカゲトラなど、鉄刃を取り巻く濃いキャラクターたちも物語に厚みを与えています。
高山みなみが約30年ぶりに演じ直す鉄刃という原点
1993年版で鉄刃を演じていた高山みなみが、本作でも続投して主人公を演じていることは、大きな見どころのひとつです。 『名探偵コナン』の江戸川コナン役でも知られる高山みなみが、青山剛昌作品の原点とも言える鉄刃を再び演じるという巡り合わせは、旧作ファンにとって特別な意味を持ちます。 石見舞菜香演じる峰さやかとのコミカルなやり取りも、シリアスな剣戟パートとの緩急を生み出しています。
監督・蓮井隆弘とスタッフが描く本格的な剣戟演出
監督の蓮井隆弘のもと、シリーズ構成を待田堂子、キャラクターデザインを亀田祥倫が手がけ、原作の持つ和風剣戟アクションの骨太さを丁寧に映像化しています。 刀を振るう際の間合いや踏み込みが説得力を持って描かれており、単なる派手な演出にとどまらない「剣術らしさ」を感じさせる作りになっています。 この本格志向の演出が、幅広い世代のアクションファンを引きつけている要因のひとつだと感じます。
こんな人におすすめ
- 王道の少年漫画らしい熱いライバル関係が好きな人
- 本格的な剣戟アクションを高品質な作画で見たい人
- 1993年版『YAIBA』や『名探偵コナン』のファンで青山剛昌作品に思い入れがある人
- 90年代の名作漫画が現代によみがえる様子を見届けたい人
- 『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』のような剣士の成長物語が好きな人
まとめ
『真・侍伝 YAIBA』は、青山剛昌が描いた伝説の剣戟漫画を、最新の作画と豪華なキャストで甦らせたリメイク作品です。 リメイクゆえの「今更感」を指摘する声も一部にありますが、剣戟の説得力や鉄刃と鬼丸猛の関係性の熱さは、原作を知らない世代にも十分に伝わる仕上がりになっています。 2027年1月9日からは第2期「かぐや編」の放送も控えているので、今のうちに1期を見ておけばそのまま続きを楽しめます。 懐かしさよりもまず「今の作画で見る本格剣戟」として、気軽に手に取ってほしい作品です。
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予告編(PV)
編集部の感想
編集部が見た評判の傾向
2025年春クールにWIT STUDIO制作で放送された。原作は青山剛昌が『週刊少年サンデー』で1988年から1993年まで連載した『YAIBA』で、1993年にも一度アニメ化されており、本作はそのリメイクにあたる。第1話放送直後からSNSで作画クオリティの高さが大きな話題となり、「劇場版クオリティ」といった声が相次いだ。主人公・鉄刃役を1993年版から約30年ぶりに高山みなみが続投したことも、青山剛昌作品つながりで『名探偵コナン』のファン層を含めて大きな注目を集めた。
✦ 高く評価されている点
- ✓WIT STUDIOによる作画のクオリティが全編にわたって高く、「毎話が作画MADのよう」と評されるほど剣戟シーンの動きの良さが評価されている。
- ✓高山みなみが1993年版から続投して鉄刃を演じていること自体が大きな話題となり、旧作ファンにとって「まさか再び聞けるとは」という感慨を呼んでいる。
- ✓原作の絵柄やキャラクターの魅力を忠実にアニメ化している点が支持されており、「懐かしさ」と「新しさ」を両立できていると評価する声が多い。
- ✓細谷佳正演じるライバル・鬼丸猛の存在感が高く評価されており、鉄刃との切磋琢磨がシリーズの熱量を支えているという意見が目立つ。
- ✓石見舞菜香演じるヒロイン・峰さやかを含めたキャラクターの掛け合いがテンポよく、王道少年漫画らしい爽快感を評価する声が多い。
⚖ 賛否が分かれる点
- ±リメイク作品であることから「今更感がある」「ストーリー展開に既視感を覚える」といった声も一部にあり、原作を知っている層ほど新鮮味を感じにくいという指摘がある。
- ±全体の評価は好意的ながらも「着実」な範囲にとどまっているという見方もあり、作画面への熱狂に比べてストーリー面の評価はやや控えめな傾向がある。ただし総じて肯定的な感想が多数を占めている。
◎ こんな人に刺さる
90年代に少年漫画に親しんだ30〜40代の旧作ファンはもちろん、『名探偵コナン』を通じて青山剛昌作品に触れてきた層にも刺さりやすい。王道の剣戟バトルと成長物語をハイクオリティな作画で見たい人にもおすすめできる作品だ。
※公開されている情報や評判の傾向をもとに編集部がまとめた見解です。
編集部スコア
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よくある質問
真・侍伝 YAIBAは全何話?
TVアニメ版は全24話です。2025年春に放送され、WIT STUDIOが制作を担当しました。
原作は漫画?
はい、青山剛昌による漫画『YAIBA』が原作です。『週刊少年サンデー』にて1988年から1993年にかけて連載されました。青山剛昌は『名探偵コナン』の作者としても知られています。
どこで視聴できる?
U-NEXT・DMM TVなどの動画配信サービスで視聴できます。配信状況は変更される場合があるため、最新情報は各サービスでご確認ください。
続編・2期はある?
第2期「かぐや編」の制作が決定しており、2027年1月9日から放送開始予定です。1期の続きとなる展開が描かれます。
1993年版を見ていないと楽しめない?
1993年版を知らなくても問題なく楽しめる作りになっています。鉄刃役を1993年版から続投した高山みなみが演じているなど旧作ファンへの目配りもありますが、物語自体は本作から見始めても十分に理解できる構成です。むしろ最新作画で描かれる剣戟が初見の魅力として語られています。




















