
『TRIGUN』レビュー|1998年放送・笑いと哲学が共存する西部劇SF名作
1998年 ・ 全26話 ・ MADHOUSE
更新: 2026-06-20
作品情報
TRIGUN
- 📅 放送時期
- 1998年春
- 📺 話数
- 26話
- 🎬 形式
- TV
- ⏱ 1話
- 約24分
- 📡 放送状況
- 完結
- 📖 原作
- 漫画
- 🏢 制作会社
- MADHOUSE
- 🎭 ジャンル
- アクション冒険コメディドラマSF
テーマ・タグ
作品データ・キャスト
主要キャスト
スタッフ
- 原作
- 内藤泰弘
- 監督
- 西村聡
- シリーズ構成
- 黒田洋介
- キャラクターデザイン
- 吉松孝博
- 音響監督
- 本田保則
作品データ
- 原作
- 漫画
- 放送時期
- 1998年春
シリーズ放送順(年表)
本作とつながる続編・前作・劇場版を放送順に並べています。
- 1
本作TRIGUN
1998年春
TVアニメ / 全26話
★ 8.0
- 2
外伝TRIGUN Badlands Rumble
2010年春
劇場版 / 全1話
★ 7.6
ページを見る → - 3
別バージョンTRIGUN STAMPEDE
2023年冬
TVアニメ / 全12話
★ 7.8
ページを見る →
『TRIGUN』は、内藤泰弘による同名漫画を原作にMADHOUSEが制作した1998年放送の全26話TVアニメです。 砂漠化した惑星を舞台に、莫大な賞金首でありながら平和主義を貫く銃使い・ヴァッシュの旅を描いた SF 西部劇で、 1990年代アニメを代表する名作の一つとして現在も広く認知されています。
あらすじ(ネタバレなし)
舞台は水も緑もない砂漠の惑星。「600億ダブルドルの男」という莫大な懸賞金を持つ賞金首・ヴァッシュ・ザ・スタンピードは、 その名とは裏腹に陽気でドーナツ好きな青年です。 保険会社の調査員コンビ——メリルとミリィ——がヴァッシュの追跡調査を命じられますが、 そこで出会ったのは街を壊滅させるどころか、必死で被害を最小限に抑えようとする平和主義者の姿でした。 彼の真の目的と正体、そして彼を追う謎の組織の影が、物語が進むにつれて明らかになっていきます。
この作品の魅力
コメディとシリアスの巧みな融合
本作の構成上の特徴は、序盤に笑いと軽快さを積み重ね、後半でその笑いを反転させてシリアスな感情的重みへと転換する点です。 ヴァッシュの道化じみた言動が、やがて「なぜそうふるまうのか」という問いに変わっていきます。 この設計が機能しているため、後半の展開は前半を見ていない視聴者よりも遥かに強い感情を呼び起こすと言われています。
ヴァッシュというキャラクターの唯一無二の魅力
「最強の銃使いでありながら、誰一人殺さないことを信条とする」という設定は矛盾をはらんでいますが、 物語を通じてその矛盾がキャラクターの核心として機能します。 コメディの担い手でありながら、最も深い傷を負ったキャラクターでもあるというヴァッシュの造形は、 現在でもアニメキャラクターの系譜として語られます。 小野坂昌也の声優演技が、その二面性を高い次元で表現しています。
SF西部劇という独自の世界観
宇宙船で植民した砂漠惑星という設定は、西部劇のビジュアルにSFの設定を組み合わせたユニークな世界観を生み出しています。 荒野の酒場・賞金稼ぎ・保険会社といった西部劇的な要素と、 高度なテクノロジーが絡み合うことで、他の作品では得られない独自の雰囲気があります。
こんな人におすすめ
- SF・アクション・西部劇の要素が好きな人
- 笑いとシリアスが両立する作品を探している人
- 1990年代の日本アニメの雰囲気を楽しみたい人
- 2023年リメイク版を見る前に原典を確認したい人
まとめ
『TRIGUN』は、1998年という時代に「笑いとシリアスの共存」という手法をアニメとして高い次元で実現した名作です。 作画の時代感はありますが、ヴァッシュというキャラクターの魅力とストーリーの完成度は現在でも色あせません。 2023年にリメイク版が制作されるほどの根強い人気を持つ本作を、ぜひ原典から楽しんでみてください。

編集部の感想
みんなの評価・世間の声
1998年の放送から20年以上が経った現在もファンに愛され続けており、「コメディとシリアスの融合」という手法のお手本として語られることが多い。ヴァッシュというキャラクターへの愛着が特に強い。
✦ 高く評価されている点
- ✓コメディシーンと感情的に重い展開の切り替えが巧みで、緩急の付け方が優れていると評されている。
- ✓ヴァッシュというキャラクターの「表の笑顔」と「内面の傷つき」の対比が強く印象に残ると言われる。
- ✓砂漠の惑星という独自の世界観設定が魅力的で、SF西部劇というジャンルの完成形として語られる。
- ✓小野坂昌也のヴァッシュ役の演技が、コメディとシリアスの両面を高い次元で表現していると評価されている。
⚖ 賛否が分かれる点
- ±序盤のコメディ色が強い展開を「軽い印象」と感じて視聴を続けられなかった人も存在する。
◎ こんな人に刺さる
SF・西部劇・アクションが好きな人、笑いとシリアスが混在する作品が好きな視聴者、1990年代アニメの雰囲気を楽しみたい人に向いています。
※公開されている評価の傾向をまとめたものです
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よくある質問
『TRIGUN』はどんなジャンルですか?
SF西部劇です。宇宙船で植民した惑星を舞台に、賞金稼ぎや保険会社、謎の組織が登場する設定で、ガンアクションとコメディ、そして深いテーマ性が共存しています。
主人公のヴァッシュはどんなキャラクターですか?
外見はスパイキーヘアの陽気なガンマンですが、徹底した「命の尊重」を信条に持つ平和主義者です。コメディとシリアスを行き来するキャラクターで、その二面性が本作の核心です。
コメディ中心ですか、シリアス中心ですか?
序盤はコメディ色が強く、後半になるにつれてシリアスな展開が増えていきます。このギャップ自体が演出として機能しており、前半の笑いが後半の感情的な重みを増幅させています。
1998年の作品ですが今でも楽しめますか?
作画の古さはありますが、キャラクターの魅力とストーリーの完成度は時代を超えて評価されています。2023年にリメイク版『TRIGUN STAMPEDE』も制作されたほど、現在も根強い人気があります。













