読みアニ
『TRIGUN STAMPEDE』レビュー|スタジオOrangeのフルCGで蘇る新解釈のヴァッシュ
旧作・名作レビュー ・ TRIGUN STAMPEDE

『TRIGUN STAMPEDE』レビュー|スタジオOrangeのフルCGで蘇る新解釈のヴァッシュ

2023年 ・ 全12話 ・ Orange

更新: 2026-06-20

▶ 『TRIGUN STAMPEDE』を配信で見る(無料トライアルあり)

作品情報

TRIGUN STAMPEDE

📅 放送時期
2023年冬
📺 話数
12
🎬 形式
TV
⏱ 1話
24
📡 放送状況
完結
📖 原作
漫画
🏢 制作会社
Orange
🎭 ジャンル
アクションドラマSF

テーマ・タグ

#ディストピア#男性主人公#哲学#大人主体#

作品データ・キャスト

主要キャスト

ヴァッシュ・ザ・スタンピードメイン

ヴァッシュ・ザ・スタンピード

CV: 松岡禎丞

ニコラス・D・ウルフウッドメイン

ニコラス・D・ウルフウッド

CV: 細谷佳正

メリル・ストライフメイン

メリル・ストライフ

CV: あんどうさくら

ロベルト・デニーロメイン

ロベルト・デニーロ

CV: 松田賢二

レム・セイブレムサブ

レム・セイブレム

CV: 坂本真綾

ミリオンズ・ナイブズサブ

ミリオンズ・ナイブズ

CV: 池田純矢

ウィリアム・コンラッドサブ

ウィリアム・コンラッド

CV: 中尾隆聖

トニスサブ

トニス

CV: 池田朋子

スタッフ

原作
内藤泰弘
原作
オキシタケヒコ
監督
武藤健司
シリーズ構成
岡嶋心
キャラクターデザイン
阿比留隆彦
キャラクターデザイン
大津直

作品データ

原作
漫画
放送時期
2023年冬

シリーズ放送順(年表)

本作とつながる続編・前作・劇場版を放送順に並べています。

『TRIGUN STAMPEDE』は、内藤泰弘の漫画を原作にスタジオOrangeが制作した2023年冬放送の全12話TVアニメです。 1998年にMADHOUSEが制作したアニメ版の新解釈として、フルCGアニメーションで描かれており、 映像表現の進化と原典への敬意が共存する意欲作として注目を集めました。

あらすじ(ネタバレなし)

砂漠の惑星を舞台に、「600億ダブルドルの男」と呼ばれる賞金首・ヴァッシュ・ザ・スタンピードの旅を描きます。 新人記者のメリル・ストライフとその相棒ロベルト・デニーロがヴァッシュを追うなかで、 ヴァッシュの過去と彼を追う謎の存在・ミリオンズ・ナイブズの影が明らかになっていきます。 旧アニメ版とは設定・人物関係・トーンが異なる部分があり、新たな解釈による物語として展開します。

この作品の魅力

スタジオOrangeのフルCG技術によるアクション表現

『宝石の国』でCGアニメの表現力を証明したスタジオOrangeが、本作でもその技術を遺憾なく発揮しています。 銃撃戦の動きの滑らかさ、カメラの大胆な移動、爆発や衝撃の物理的な質感など、 フルCGならではの映像体験が詰まっています。 キャラクターの表情表現もCGとは思えないほど豊かで、感情移入を妨げません。

よりシリアスで重厚な物語トーン

旧作よりもコメディ要素が抑えられ、ヴァッシュの内面と過去の描写に重きが置かれています。 特に弟・ミリオンズ・ナイブズとの関係や、レム・セイブレムという人物がヴァッシュに与えた影響が丁寧に掘り下げられており、 シリアスなSFドラマとして完成度が高いと評されています。

旧作ファンにも新規視聴者にも刺さる設計

旧作を先に見た視聴者は、キャラクター解釈の違いや設定変更を比較しながら楽しめます。 一方、旧作未視聴の新規視聴者には、本作単体で完結したSFアクションとして入門できます。 坂本真綾演じるレム・セイブレムの存在感は特に高く評価されており、 新規視聴者が本作から原作・旧作へと広がる入口にもなっています。

こんな人におすすめ

  • フルCGアニメの映像表現に関心がある人
  • シリアスなSFアクションを求めている人
  • 旧作は未視聴でTRIGUNの世界に新たに触れたい人
  • スタジオOrangeの技術力に注目している人

まとめ

『TRIGUN STAMPEDE』は、旧作の新解釈として独自の魅力を持つ意欲的なフルCGアニメです。 映像の質の高さと重厚なドラマ性は、2023年の作品として十分な見応えがあります。 全12話という尺で物語が完結していない点は課題として残りますが、 続編への期待を高めながら楽しめる一作として評価されています。

TRIGUN STAMPEDE バナー

編集部の感想

みんなの評価・世間の声

フルCGアニメとしての映像クオリティは高く評価されている一方、旧作ファンからはトーンの違いへの戸惑いも見られた。新規視聴者からの評価は総じて高い。

✦ 高く評価されている点

  • スタジオOrangeのフルCG技術によるアクションシーンのダイナミックさが圧倒的と評されている。
  • キャラクターの表情表現がCGとは思えないほど豊かで、感情移入しやすいと評価されている。
  • 旧作よりシリアスで重厚なトーンが、より深みのある物語体験をもたらしていると受け取られている。
  • 坂本真綾演じるレム・セイブレムのキャラクターが強い印象を残すと評判が高い。

⚖ 賛否が分かれる点

  • ±旧作のコメディ色を好むファンからは「ヴァッシュの明るさが薄れた」という声もある。
  • ±全12話で物語が完結していないため、続きを待つ状況になっている点への不満も見られる。

◎ こんな人に刺さる

フルCGアニメの映像表現に興味がある人、シリアスな SF アクションを好む人、旧作は未視聴で新しく入門したい人に向いています。

※公開されている評価の傾向をまとめたものです

予告編(PV)

編集部スコア

当サイト独自の主観評価

映像・CG
5/5
ストーリー
4/5
キャラクター
4/5
アクション
5/5
旧作との差別化
4/5
4.4総合 / 5

どこで見れる?

配信情報・視聴できるサービスを確認しましょう

※配信状況は変更される場合があります。最新の配信情報は各サービスでご確認ください。

原作・関連グッズを買う

原作・Blu-ray・サントラ・グッズ。最新の在庫・価格は各ストアでご確認ください。

※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

よくある質問

Q

旧作『TRIGUN』(1998年版)を見ていないと楽しめませんか?

A

本作は旧作の「リメイク」ではなく「新解釈」に近い作品で、設定やキャラクター像が変更されている部分もあります。本作単体で楽しめる構成になっていますが、旧作を先に見ることで比較の楽しみが加わります。

Q

フルCGアニメとしての完成度はどうですか?

A

スタジオOrangeは『宝石の国』などで高品質なCGアニメで知られており、本作でも滑らかなアクションシーンと表情の表現が高い評価を受けています。

Q

全12話で完結していますか?

A

第1期は全12話で、物語の途中で終わっています。続編の制作が期待されている状況です。

Q

旧作との主な違いは何ですか?

A

旧作よりもシリアスなトーンが強く、コメディ要素は抑えられています。メリル・ストライフのキャラクター設定も変更されており、新人記者として登場します。ヴァッシュの過去描写がより丁寧に扱われている点も違いの一つです。

#フルCG#SF#リメイク#2023年#アクション

関連する記事

『葬送のフリーレン』レビュー|時間と喪失が静かに刺さる、現代アニメの到達点
旧作・名作レビュー葬送のフリーレン

『葬送のフリーレン』レビュー|時間と喪失が静かに刺さる、現代アニメの到達点

『葬送のフリーレン』はなぜこれほど多くの人の心を打つのか。エルフの魔法使いが旅を通じて「人間の時間」を学ぶ物語の魅力を、ネタバレを抑えながら丁寧に解説します。まだ見ていない方への入門ガイド。

2026-06-14

『呪術廻戦』レビュー|MAPPAの圧倒的作画とダーク少年漫画の新境地
旧作・名作レビュー呪術廻戦

『呪術廻戦』レビュー|MAPPAの圧倒的作画とダーク少年漫画の新境地

『呪術廻戦』TVアニメ第1期はなぜここまで刺さるのか。五条悟の圧倒的な強さ、1話のインパクト、MAPPAが描いた戦闘作画の凄み——ネタバレを抑えつつその魅力を解説します。

2026-06-14

『鬼滅の刃』レビュー|ufotable作画と炭治郎の優しさが刺さる王道バトルの傑作
旧作・名作レビュー鬼滅の刃

『鬼滅の刃』レビュー|ufotable作画と炭治郎の優しさが刺さる王道バトルの傑作

『鬼滅の刃』竈門炭治郎 立志編はなぜここまで多くの人の心を動かしたのか。ufotableの圧倒的な作画、第19話の神回演出、「鬼にも悲しい過去がある」という描き方の魅力を、ネタバレを抑えて解説します。未視聴の方への入門ガイド。

2026-06-14

『チェンソーマン』レビュー|衝撃の映像美と毎話変わるEDが生んだ2022年最大の話題作
旧作・名作レビューチェンソーマン

『チェンソーマン』レビュー|衝撃の映像美と毎話変わるEDが生んだ2022年最大の話題作

MAPPA制作、2022年放送のTVアニメ『チェンソーマン』をレビュー。映画的な映像表現、米津玄師のOP、毎話変わる豪華EDの見どころを原作未読でも楽しめるようネタバレなしで解説します。

2026-06-14

【推しの子】レビュー|90分第1話が叩きつける「芸能界の嘘と愛」の衝撃
旧作・名作レビュー【推しの子】

【推しの子】レビュー|90分第1話が叩きつける「芸能界の嘘と愛」の衝撃

【推しの子】はなぜこれほど話題になったのか。アニメ史上最高の第1話とも称される90分プロローグから始まる2023年春アニメの魅力を、ネタバレを抑えて解説します。

2026-06-14

『リコリス・リコイル』レビュー|日常と非日常が交差するオリジナルアニメの傑作
旧作・名作レビューリコリス・リコイル

『リコリス・リコイル』レビュー|日常と非日常が交差するオリジナルアニメの傑作

2022年放送のオリジナルTVアニメ『リコリス・リコイル』。千束とたきなの凸凹バディが織りなす、ゆるい日常とスタイリッシュなアクションの融合が多くの視聴者を虜にした理由を解説します。

2026-06-14