
『アルドノア・ゼロ』レビュー|知略vs圧倒的火力の火星×地球戦争SF
2014年 ・ 全12話 ・ A-1 Pictures
更新: 2026-06-20
作品情報
アルドノア・ゼロ
- 📅 放送時期
- 2014年夏
- 📺 話数
- 12話
- 🎬 形式
- TV
- ⏱ 1話
- 約24分
- 📡 放送状況
- 完結
- 📖 原作
- オリジナル
- 🏢 制作会社
- A-1 Pictures
- 🎭 ジャンル
- アクションメカSF
テーマ・タグ
公式サイト・SNS
作品データ・キャスト
主要キャスト
スタッフ
- 原作
- 虚淵玄
- 監督
- あおきえい
- シリーズ構成
- 高山カツヒコ
- キャラクターデザイン
- 松本昌子
- 音響監督
- 明田川仁
- 音楽
- 澤野弘之
- 総作画監督
- 松本昌子
作品データ
- 原作
- オリジナル
- 放送時期
- 2014年夏
シリーズ放送順(年表)
本作とつながる続編・前作・劇場版を放送順に並べています。
- 1
本作アルドノア・ゼロ
2014年夏
TVアニメ / 全12話
★ 7.0
- 2
続編アルドノア・ゼロ 第2クール
2015年冬
TVアニメ / 全12話
★ 6.5
ページを見る →
『アルドノア・ゼロ』は、虚淵玄が原案を手がけ、あおきえい監督のもとA-1 Picturesが制作した2014年放送のSFメカアニメです。火星に移住した人類が独自文明「ヴァース帝国」を築き、地球と全面戦争を繰り広げるというスケールの大きな設定が特徴です。
あらすじ(ネタバレなし)
1972年、月面で超空間ゲートが発見され、人類の一部が火星へ移住。そこで「アルドノア」と呼ばれる超技術を手に入れた火星移民は「ヴァース帝国」を建国し、地球との緊張関係を深めます。平和の使者として地球を訪れた皇女アセイラムへの暗殺未遂事件をきっかけに、圧倒的な技術力を持つ火星騎士が鋼鉄の巨人「カタフラクト」に乗って地球へ降下。高校生の界塚伊奈帆は、その圧倒的な力に対して冷静な分析と機転で立ち向かいます。
この作品の魅力
絶望的な戦力差を覆す頭脳戦
本作の醍醐味は、各話に登場する火星騎士の「特殊能力」を主人公・伊奈帆がいかに分析して攻略するか、というパズル的な面白さにあります。単純な力と力のぶつかり合いではなく、情報と知略で劣勢を覆す構図が繰り返されることで、毎話ごとの達成感が生まれています。
澤野弘之による圧倒的な音楽
作曲家・澤野弘之が手がけたサウンドトラックは本作の大きな武器です。重厚なオーケストラとエレクトロニクスを融合させた楽曲群は、戦場の緊迫感と叙情的な場面の両方を的確に演出しており、本編を離れてもスタンドアローンで聴けるほどの完成度を持っています。
政治と陰謀が絡む複層的な世界観
地球と火星の対立の裏には、双方の内部政治や陰謀が交差しています。単純な「侵略者 vs 防衛者」という構図ではなく、皇女アセイラムやスレインら各キャラクターが独自の立場と思惑を持って動く点が、物語に奥行きを与えています。
こんな人におすすめ
- 頭脳戦・戦略要素が強いSFアニメを求めている人
- 澤野弘之の音楽が好きな人
- 感情をあまり表に出さないクールな主人公が好みの人
- 地球と宇宙の覇権争いを扱うスケールの大きな物語が好きな人
まとめ
『アルドノア・ゼロ』は、圧倒的な敵に対して知略で挑むという骨格が明快で、特に第1クールは高いテンションで物語が駆け抜けます。第2クールでの方向転換については賛否がある作品ですが、澤野弘之の音楽と頭脳戦の面白さは全話を通じた本作の強みです。「力でなく頭で戦う」タイプのSFメカアニメとして、一定のファン層に確固とした支持を得ている作品です。

編集部の感想
みんなの評価・世間の声
第1クールの緊張感ある展開は高評価を得たが、第2クール以降の方向転換で賛否が割れる作品として知られる。
✦ 高く評価されている点
- ✓絶対的な火星騎士の超技術を頭脳で崩していく戦術描写
- ✓澤野弘之による重厚で疾走感あるサウンドトラック
- ✓第1クール終盤の衝撃的な展開と引き
⚖ 賛否が分かれる点
- ±第2クールで主人公の位置づけが変化し、序盤の期待と乖離したと感じる視聴者が多い
- ±感情表現が乏しい主人公に感情移入しにくいとの意見も根強い
◎ こんな人に刺さる
頭脳戦・戦略SFが好きで、クールな主人公を楽しめる視聴者に向いている。
※公開されている評価の傾向をまとめたものです
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よくある質問
虚淵玄作品の中でどのような位置づけですか?
原案・脚本監修として参加した作品です。『魔法少女まどか☆マギカ』や『Fate/Zero』ほど虚淵色は強くありませんが、設定構築とシリアスなトーンには共通点があります。
第1クールと第2クールで雰囲気が変わりますか?
監督が第1クール(あおきえい)と第2クール(鈴木利正)で交代した経緯があり、物語の方向性や主人公の立ち位置に変化が生じます。第1クールを気に入った方は第2クールで印象が変わる可能性があります。
メカアクションが中心ですか?
メカ同士の殴り合いよりも、絶対的な力を持つ火星騎士の「超技術」をいかに頭脳で攻略するかが主眼です。戦略・頭脳戦要素が強いSFとして捉えるとフィットしやすいでしょう。
主人公・伊奈帆はどんなキャラクターですか?
感情を表に出さず、冷静な分析と即断で窮地を切り抜ける戦術家タイプです。感情移入しにくいという意見もありますが、その無機質さが独特の緊張感を生んでいます。
続編はありますか?
2015年に放送された第2クール(13〜24話)が実質的な続編にあたります。全体で24話の構成です。













