
『宇宙よりも遠い場所』はなぜ泣ける?南極を目指す少女たちの感動レビュー
2018年 ・ 全13話 ・ MADHOUSE
更新: 2026-06-13
作品情報
宇宙よりも遠い場所
何かに本気で打ち込みたいと願いながら一歩を踏み出せずにいた高校2年生の玉木マリ(キマリ)。ある日、南極を目指して奮闘する同級生・小淵沢報瀬と出会い、その熱意に強く心を動かされる。「南極へ行く」という途方もない夢に向かって、個性豊かな少女たちが集い、準備を重ねていく。青春のすべてを懸けた、宇宙よりも遠い場所への旅が始まる。
- 📅 放送時期
- 2018年冬
- 📺 話数
- 13話
- 🎬 形式
- TV
- ⏱ 1話
- 約24分
- 📡 放送状況
- 完結
- 📖 原作
- オリジナル
- 🏢 制作会社
- MADHOUSE
- 🎭 ジャンル
- 冒険コメディドラマ
テーマ・タグ
公式サイト・SNS
作品データ・キャスト
主要キャスト
メイン玉木マリ
CV: 水瀬いのり
本作の主人公。何かを始めたいと願う、好奇心旺盛な高校2年生。
メイン小淵沢報瀬
CV: 花澤香菜
南極を目指して懸命に努力を続ける、強い意志を持った少女。
メイン三宅日向
CV: 井口裕香
明るく気さくな少女。アルバイトをしながら自分の目標を探している。
メイン白石結月
CV: 早見沙織
芸能の仕事をこなす、一つ年下の少女。仕事には真面目だが交友は不器用。
サブ玉木リン
CV: 本渡楓
キマリの妹。しっかり者で、自由奔放な姉とは対照的な存在。
サブ藤堂吟
CV: 能登麻美子
南極観測隊を率いる、寡黙で芯の強い女性隊員。
サブ財前敏夫
CV: 松岡禎丞
観測隊に同行する設営担当の隊員。技術に長けた人物。
サブ前川かなえ
CV: 日笠陽子
観測隊の副隊長を務める、社交的で面倒見のよい女性。
スタッフ
- 監督
- いしづかあつこ
- シリーズ構成
- 花田十輝
- キャラクターデザイン
- 吉松孝博
- 音響監督
- 明田川仁
作品データ
- 原作
- オリジナル
- 放送時期
- 2018年冬
作品データ(詳細)
主題歌
- OP「The Girls Are Alright!」/ saya
- ED「ここから、ここから」/ 玉木マリ(水瀬いのり)他
- 📡 放送
- AT-X・TOKYO MXほか(2018年1月2日放送開始)
🏆 受賞歴
- ニューヨーク・タイムズ「The Best Shows of 2018」選出
- 第22回文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品
『宇宙よりも遠い場所』(通称・よりもい)は2018年放送のオリジナルアニメです。 「南極を目指す女子高生」という一見突飛な題材ながら、放送当時から高い評価を受け、 今も「泣けるアニメ」「青春アニメの傑作」として名前が挙がり続けています。 MADHOUSEが手がけた本作は全13話ながら、感情の密度は長編をしのぐほどです。
あらすじ(ネタバレなし)
何かを始めたいのに踏み出せないでいた高校生・玉木マリ(キマリ)が、 南極を目指す少女・小淵沢報瀬と出会うところから物語は動き出します。 やがて4人の少女が、それぞれの想いを抱えて「宇宙よりも遠い場所」=南極を目指していきます。
なぜこんなに泣けるのか
一歩を踏み出す勇気の物語
この作品の核にあるのは「やりたいことに踏み出す勇気」です。誰もが一度は感じる 「どうせ無理」という気持ちを、少女たちが少しずつ乗り越えていく姿に背中を押されます。 夢を持ちながらも動けずにいた経験がある人ほど、キマリの葛藤に深く共感できるでしょう。 踏み出した一歩がどれほど大きな世界を開くかを、本作は丁寧に見せてくれます。
4人それぞれのドラマ
主人公だけでなく、4人それぞれが抱える事情や想いが丁寧に描かれます。 特に報瀬が南極を目指す理由に関わる場面は、多くの視聴者が涙したと語る屈指の名シーンです。 各キャラクターに固有の背景と動機があるため、自分と重ねられる人物が必ずひとりは見つかるはずです。 群像劇としての完成度の高さが、この作品の大きな強みになっています。
友情と成長のリアリティ
綺麗事だけで進まないからこそ、彼女たちの友情と成長が心に刺さります。見終えた後、 自分も何か始めたくなる——そんな前向きな余韻を残してくれる作品です。 かけがえのない仲間との時間が積み重なるにつれ、南極という舞台がより輝いて見えてきます。 青春の儚さと輝きの両方を描ける作品として、今後も語り継がれていくでしょう。
こんな人におすすめ
- 前向きになれる青春アニメを探している人
- 感動できる作品でしっかり泣きたい人
- オリジナルアニメの名作を押さえたい人
- 友情と挑戦を描いた群像劇が好きな人
まとめ
『宇宙よりも遠い場所』は、青春・友情・挑戦のすべてが詰まった一本です。 何かに踏み出したいと感じている人にこそ見てほしい名作です。 全13話という短さで最高密度の感動を届けてくれる、オリジナルアニメの金字塔と言える作品です。

編集部が実際に見た感想
みんなの評価・世間の声
2018年放送のオリジナルアニメながら、各レビューサイトで高水準の評価を記録している。東京アニメアワードフェスティバル2019においてファン投票部門1位を獲得し、同年のCrunchyroll Anime Awardsでもノミネートを果たした。「オリジナルアニメの金字塔」「近年の青春アニメで最高傑作」と評されることが多く、放送当時から「今期覇権」の呼び声が高かった作品だ。13話という短さで「一切無駄がない」と評価されることが多く、コンパクトな構成の完成度の高さが特に注目されている。
✦ 高く評価されている点
- ✓南極という非日常の舞台を目指す過程で、4人それぞれの「踏み出せない理由」が描かれ、「自分がキマリだった」「報瀬の気持ちが刺さった」と特定キャラへの強い感情移入を語るレビューが目立つ。
- ✓報瀬が南極を目指す動機に関わるエピソードが「近年のアニメで最も泣いた場面」として繰り返し挙げられており、感情的なクライマックスの密度が高く評価されている。
- ✓MADHOUSEによる作画の質、南極の風景描写、そして極地の空気感を伝える映像演出が、視聴者に「実際に南極にいるような感覚」を与えると好評だ。
- ✓「何かを始めたいのに踏み出せない」という主人公キマリの葛藤が、年代を問わず共感を呼ぶ普遍性を持っており、社会人視聴者からの「背中を押された」という感想が多い。
- ✓全13話を通じた伏線の精度が高く、最終盤で回収されるシーンの多くが「見返すと序盤からちゃんと用意されていた」と評され、脚本の緻密さが高く評価されている。
⚖ 賛否が分かれる点
- ±序盤の「踏み出せない主人公」描写を「テンポが遅い」と感じる視聴者もおり、南極パートが始まる前の数話で離脱するケースがある。
- ±「感動を狙いすぎている」「青春アニメの定番を丁寧になぞっているだけ」という批判的な見方も一部あり、過剰な期待値と初見体験のギャップを指摘する声もある。
◎ こんな人に刺さる
「夢があっても動けない自分」に引け目を感じたことがある視聴者ほど主人公キマリへの共感度が上がり、クライマックスでの感情の爆発が大きくなる傾向がある。年代別では社会人・大学生の「あのとき踏み出していれば」という後悔の感情と共鳴するケースが多く、中高生より少し年齢が上の視聴者層で特に高い評価を得ている。女性視聴者からの支持も厚く、友情や仲間とのかけがえのない時間というテーマが幅広い層に届いている。
参照:A Place Further than the Universe - Wikipedia
※公開されている評価の傾向をまとめたものです
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よくある質問
宇宙よりも遠い場所は全何話?
全13話です。
原作はある?
本作はオリジナルアニメです。原作漫画や小説はなく、脚本家・花田十輝による完全オリジナル作品です。
どこで視聴できる?
U-NEXT・DMM TVなどの動画配信サービスで視聴できます。配信状況は変更される場合があるため、最新情報は各サービスでご確認ください。
2期はある?
現時点でアニメ2期の発表はされていません。全13話で綺麗に完結しています。
南極に実際に行くシーンはある?
あります。第8話以降、物語の舞台は実際に南極へと移り、現地での生活や体験が描かれます。南極の描写は劇中の大きな見どころのひとつです。





